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2019年6月に第5回バンナム運動会が開催されました。担当のバンダイナムコエンターテインメント干川様よりご意⾒いただきます。

今年で第5回となりましたバンナム大運動会、お疲れ様でした。
過去の大会も含めこれまでのバンナム大運動会についてお話をお伺いいたします。
まずは第5回大会のお話からお願いします。

――今大会の来場者数をお教えください
⇒ 約1,200名。
社員だけで520名くらいですね。社員のご家族も参加できるので、結果的に社員より多くなっています。第1回目に比べると、ご家族の方がどんどん増えています。第1回目も1200人くらいでした。だいたいこういう会って、参加者がだんだん減っていくのが普通だと思いますが、最高で1600人まで増えましたからね。それは凄く嬉しいことです。

――⼀番盛り上がった競技はなんですか?
⇒ 令和の乱(チャンバラ合戦)
(*腕にボールをつけて、チャンバラの棒でそれを落とし合うゲーム。大勢の兵士が各チームの大将2名を守り抜くゲーム)

208名(4チーム編成で各52名ずつ)が入り乱れましたね。あれが最高でした。初めての競技だったので、さすがにスタートはみなさん静観していましたね。私も参加させてもらいましたけど、先陣切って攻めていきましたよ。個人的にも、社内のアンケートでも一番人気でした。これまではいつも「ガチンコリレー」が一番盛り上がりを見せていましたが、それを抜いて一番でした。ゲーム終了後には、大将となった役員8人だけで戦うサプライズゲームが行われて、これが想像以上に盛り上がり、社員からは大好評でした。なかなか見られない戦いでしたからね。最後の最後は宮河恭夫社長と前社長だった大下聡さんが残ったのもすごかったですよね。時間切れで勝負はつかなかったので、次回は続きがみたいですね(笑)

――今大会の来場者数をお教えください
⇒ 約1,200名。
社員だけで520名くらいですね。社員のご家族も参加できるので、結果的に社員より多くなっています。第1回目に比べると、ご家族の方がどんどん増えています。第1回目も1200人くらいでした。だいたいこういう会って、参加者がだんだん減っていくのが普通だと思いますが、最高で1600人まで増えましたからね。それは凄く嬉しいことです。

――運動会競技とは別に毎回様々なコンテンツがありますが、今回の一押しコンテンツはなんでしょうか?
⇒「30 秒チャレンジ」「木の遊園地」「⼯作コーナー」
「30 秒チャレンジ」の5つと「25m走」が競技とは別で、個人成績による得点が、チームの総合得点に加算されるコンテンツです。このコンテンツは毎年優勝に大きく影響しますからね。これは評判良かったですね。「30 秒チャレンジ」の中に「ピンポン玉カップイン」がありました。ピンポン玉をバウンドさせてコップに入れるゲームです。それをなんと120回くらいやった人がいたみたいです。すごいですよね! スタッフの方々もすごく応援してくれたみたいで、コップに入った瞬間は、そこにいたみんな相当盛り上がったらしいですよ。この運動会では常に「驚きと感動と楽しさ」をテーマにしていますが、今回もいろんな場所で、「驚きと感動と楽しさ」が生まれたので、私も嬉しかったです。他には、今回からの新しいコンテンツで「⽊の遊園地」と「⼯作コーナー」ですね。お子さま向けの遊び場なんですけど、その場から離れたくないと言っている子がたくさんいたので、それもよかったですね。プロデュースしていただいた野出正和さんとは2年前くらいに出会いました。そのときに木を使った遊び場で遊んでいる子供たちの楽しそうな顔を見て、これは絶対に運動会でもやりたいと思い、今回ようやく実現しました。やっぱり子供たちがとてもいい顔をして喜んでくれたので、大満足です。アンケートの回答にも「木のぬくもりや、感触がとてもよく、楽しめました」という声をたくさんいただいたので、また次回もやりたいですね。

――⼀番苦労した事はなんですか?
⇒ 運動会の企画・検討すべてにおいて妥協しないこと。
私は、運動会開始時間ギリギリまでどうすれば「驚きと感動と楽しさ」を体感してもらえるか、120%考えて、少しでも満足できないところがあれば、直前に変更することもありました。障害物競争で、椅子に置いてある風船をお尻で割る箇所では、椅子が壊れそうになればすぐに取り換えたり、サッカーのスピードガン測定ではボールが少し重かったので、子どもがケガしないように前日の夜に買いに行って、取り換えたりもしましたね。100%完成の運動会は私の中ではないですね。だから毎回新しいものを考えていけるのだと思います。だから私というよりは松尾様(運動会.JP/株式会社ブースト様)含め、ご協力いただいている方々のほうが苦労されているのではないかと思います(笑)。

――(バンナム大運動会の制作統括)松尾さんが大変だったところはありますか?
松尾
準備も当日も「常に冷静であること」を意識していました。それは干川さんからの要望をすばやく理解して、決断しないといけないので、冷静でいることは大事にしていました。準備段階からたくさんのスタッフが関わるので、それらの意見を組み込んでやっていくのが、苦労というか、難しいところですね。

――演出⾯で⼀番盛り上がった瞬間はどの瞬間でしたか?
⇒ オープニングの演出
4月から新社長に代わったばかりだったのですが、運動会の当日が誕生日だった社長が、会場に登場する演出が素晴らしかったです。まだ社長のことをよくわかっていない社員も多いと思います。だからあの演出には驚きと楽しさがあり、オープニングから皆さんテンション上がって盛り上がりましたね。「やるからには一切妥協はしてはいけない」という社長の言葉どおり、こちらの演出通り100%演じてもらえたので、大変盛り上がりました。

第1回からやっている、エンディングに放映される映像も毎回感動的で盛り上がります。当日の朝から、最後のガチンコリレーまでの映像を音楽に乗せて振り返るものです。その日の感動がすぐに見られるので、皆さん誰一人帰ることなく、最後まで見入ってしまいます。大変盛り上がり、そのときのみなさんの表情を見ていると、「やってよかったな」と、毎回思います。また、第3回からは桜田さん(株式会社パースピクト)に担当していただけるようになって、それからさらに感動的になりました。前もって曲を決めて、それにバッチリ合うように仕上げていただけるので、とても感動的ですね。

――その他、今年の感想がありましたらお聞かせください。
⇒ 企画段階から運動会実施⽇まで完璧
いつもなら反省点が出てくるのですが、今大会はすべてにおいて、私をはじめ、スタッフも参加者も、関わってくださったすべての人たちが楽しんでいただけたと思います。 松尾さんたちと一緒に作り上げるようになって、企画段階から思ったことをみんなで言い合って、いいものを作ってきました。スタッフの皆さんは、このバンナム運動会以外にもたくさんのイベントがある中で一生懸命考えていただきました。私の考えを組み込んで、それ以上の内容が返って来る。皆さんと一緒にやっていなければできないことです。施工もそうですし、演出もそうです。オープニングの演出は最高でしたから! そういう意味でも今年の運動会は完璧でしたね。

では、続けてこれまでに開催された第1回から第5回までの運動会に関してお話しをお聞かせください。

――運動会を開催するようになったキッカケを教えてください。
⇒ コミュニケーション強化と一体感を生むため
2015年4⽉1⽇に「バンダイナムコゲームス」から「バンダイナムコエンターテインメント」に社名変更し、「アソビきれない毎⽇を。」という企業理念が決定しました。この企業理念を社員が⾃分たちのものにし、今までにない新しいアソビを⽣み出し、1 ⼈でも多くの⼈に喜びと笑顔にあふれた毎⽇を過ごし続けてほしいという思いを込め、当時の社⻑の発案のもと、社内運動会を開催する事になりました。運動会が開催される前までは、社内で多くの人が参加するイベントはあまりなかったです。運動会にしたのは、社内のコミュニケーション強化と一体感を生むためです。第1回の募集時には、正直あまり反応が良くありませんでした。それでも、自分が楽しんで作らないと、参加していただく皆さんも楽しむことはできないと考えて、いろいろやりました。告知ムービーを作ったり、社内にポップを貼ったりしましたね。最終的には会社の入り口に運動会で使用する競技の用具(リレーのバトン、綱引きの綱、玉入れのかごなど)を飾りました!(笑)触れてもらえるようにして、皆さんがイメージしやすいようにしました。そうしたらだんだん盛り上がっていきましたね。結果的に第1回からたくさんの方に参加していただくことができました。

――過去はどのような会場で実施したのでしょうか?
⇒ 第1回:パシフィコ横浜
  第2回:東京ドーム
  第3回:東京ドーム
  第4回:東京ビッグサイト
  第5回:さいたまスーパーアリーナ
一人でも多くの方に参加していただきたいので、ある程度の方のスケジュールを合わせて、そのスケジュールに合う会場を押さえています。 これまでやっていない中でやりたいと思っているのは「横浜アリーナ」ですかね。でも、来年はできることならやはり「新国立競技場」でやれたら一番いいですけどね(笑)。でもこれまでは屋内の会場だったので。屋根がないことだけが心配ですけど。

東京ドーム 東京ビッグサイト

――それぞれの会場の良いところを教えてください。
⇒ すべての会場が最高です
すべての会場でその会場に合った最⾼の運動会が実施できたため、どの会場もすべてが完璧でよかったです。今回のさいたまスーパーアリーナで言えば、これまでより会場が小さかったので、「マラソン(4.2195㎞)」を実施したのですが、すごくよかったです。メイン会場を頻繁に通るようなコースにしたので、応援する方との一体感が出て、予想以上に盛り上がりました。

――5度の運動会を実施していますが、何か⼤切にしている事はありますか?
⇒ 準備するスタッフ全員が参加者以上に楽しみ、妥協しない事
参加する⽅だけではなく、企画段階から運動会当⽇まで私と準備するスタッフの⽅々が参加者以上に楽しむという事です。準備する我々が楽しめないと参加される皆様は楽しめないと思います。あとは、運動会の企画検討に妥協しない事です!それが伝わったのか、運営してくれたバイトのスタッフも、運動会が終わるまで、みんな常に笑顔でいてくれていました。私が一番驚いたのが、第3回の運動会終了後にスタッフ全員が自発的に、参加者とハイタッチしてお見送りを始めたのを見たときは感動しましたね。このように会場にいるみなさんが楽しめるものを作れたことは誇りに思っています。第1回目のときは「楽しむ」がメインだったんですが、2回目以降は「優勝にこだわる」チームが増えて、競技の事前練習を始めるようになりましたからね。大会の1,2カ月前にチーム編成が決まるので、そこから社内で大繩や綱引き、リレーのバトン練習をしていました。それくらい皆さんは「本気で遊びを楽しむ」ようになりました。だから、一つひとつの競技で本気で喜び、本気で悔しがる場面が年々増えていますね。その姿をエンディング映像で見返すと、また楽しさを感じます。

――過去の運動会で⼀番盛り上がった競技、TOP3をお教えください。
⇒「おにごっこ」、「がちんこリレー」、「令和の乱(チャンバラ合戦)」
特にこだわっているのは「おにごっこ」ですね。子供たち向けのイベントですが、ここも妥協せずに力を入れています。小さいお子さんが泣いてしまうくらいちょっと怖い鬼がたくさん出てくるのですが、すごく泣いていた子でも、家帰ったら「また参加したい」と言ってくれているので、私の気持ちはしっかり伝わっていて嬉しかったですね。他には、毎年最後の競技でチームが一体となって戦う「がちんこリレー」は、この運動会には欠かせない競技の一つですね。あとは今回一番盛り上がった「令和の乱」。これはもしかしたら今後も続いて行くコンテンツかもしれませんね。

――運動会競技の他にも数々のコンテンツがありますが、TOP3をお教えください。
⇒「⽊の遊園地」と「⼯作教室」と「30 秒チャレンジ」
常にいいものを更新しているという意味でも今回のコンテンツはよかったですね。「30秒チャレンジ」は運動とは全く関係ないものもあるので、先ほどの「ピンポン玉キャッチ」があったり、サイコロを転がして出目を予想するゲームがあったりとか。運動神経は関係なくできるのが良かったようで、好評でしたね。「⽊の遊園地」と「⼯作教室」もまたやりたいですね。

――松尾さんは競技、コンテンツでなにかありますか?
松尾
私は「食」もよかったと思います。ここでしか食べられないオリジナルのお弁当をお店に頼んで作っていただいたり、地方から取り寄せたものをマルシェで配ったり。干川さんが自ら食べ歩いて探した、妥協しないこだわりが、この「食」にも反映されているのがバンナム運動会のすごいところだと思いますね。

――番印象に残っている出来事はなんですか?
⇒ 第1回終了時に、感謝のお言葉をいただき、ガッツポーズをした瞬間に⿃肌が⽴った。
第1回の 運動会終了時、会場から退場する参加者の皆さんを⾒ていたら社員やその家族の⽅から「ありがとう!」、「楽しかった!」、「また来ます!」、「お疲れ様でした!」など、様々な声をかけていただいた時、「苦労して作り上げて良かった。」「良いイベントだった。」と感じ、ガッツポーズをした瞬間に⿃肌が⽴ったことです。その時の気持ちが最高に気持ちよかったです。バンダイナムコグループで30年以上仕事をしてますが、こんなに楽しい気持ちになった瞬間は今までありませんでした。私は長年営業をやっていますので、作られた完成したものを売るのが仕事でした。しかし、運動会はゼロから皆さんと一緒に作り上げて、参加者を楽しませる。それでたくさんの方から感謝されるなんて、今まで味わったことのない感動を味わうことができました。本気で準備して、本気で運動会に参加して、本気で苦労したからこそ味わえるものですね。今回の第5回が終わった後なんかも会場から離れたくなかったですね(笑)。毎日でも、運動会に関わっていたいですね。運動会が終わった後のこの気持ちを私は「運動会ロス」と勝手に呼んでいます。(笑)

――最後に、運動会.JP(株式会社ブースト)に関してご意⾒お聞かせください。
⇒ 全員が楽しめる運動会を作っていただけました
通常では考えられない運動会の実現に向けご協⼒いただきありがとうございました。企画段階から⻑期にわたりブースト松尾様を中⼼に様々な⽅のご協⼒により第5回の運動会が実施できたと思っております。運動会に参加される⽅だけでなく、準備段階からスタッフの皆さんと参加者以上に楽しみながら進めていけるのが、運動会.JP(ブースト)様の強みだと思います。もちろんつらいこともあります。なかなか企画がまとまらないこともあります。でも、結果的には笑いながら、楽しみながらいいアイディアが形になる。当日も、参加者はもちろん、運営スタッフも、会場にいる全員が楽しめる運動会を作っていただけました。これからも宜しくお願いします。

――ありがとうございました。

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